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ご挨拶

大会長
第18回日本IgG4関連疾患学会学術集会
大会長内田 一茂
(高知大学医学部 消化器内科学 教授)

この度、第18回日本IgG4関連疾患学会学術集会会長を拝命いたしました高知大学消化器内科の内田一茂と申します。

本会はIgG4関連疾患について、基礎医学から臨床医学まで多くの分野に属する専門家が一堂に会する他学会では見られない非常に貴重な学術集会であり、その様な学術集会を担当させて頂くこととなり身の引き締まる思いでございます。

IgG4関連疾患の歴史を紐解くと、自己免疫性膵炎(現在の1型自己免疫性膵炎)は1995年にYoshidaらによって報告され、その後2001年にHamanoらが本疾患に血清IgG4が高値であることが特徴的であることが報告されたことにはじまります。そして2011年には本邦よりIgG4関連疾患が提唱され、自己免疫性膵炎そしてIgG4関連疾患は日本発の疾患概念であります。

その1995年というと、私は天理よろづ相談所病院の消化器内科でシニアレジデントをしており、上司であった岡崎和一先生からYoshidaらの論文を手渡されたことが本疾患との出会いでした。月日が経つのは早いものとはこのことで、まさかこの疾患が世界的に認知されるものとなり、このような大役を仰せつかることになるとは、当時の私には想像もできなかった話です。

さて、今回のメインテーマは「IgG4関連疾患の次の戦略を考える」とさせて頂きました。昨年より本邦でも新しい治療薬が使えるようになり、病態生理のみならず治療についてもB細胞へと大きくシフトしていることはご存知の通りです。先輩方が築かれた歴史のように再び我が国がこの領域で大きく活躍するべく、次の戦略を立て直す時期に差し迫っているものと考えテーマを決めさせていただきました。ぜひこの学術集会が、そのような転換点となることを期待しております。

今回初めての四国での開催となります。ぜひ次の世代を担う若い先生方も含めて多くの先生方にご参加いただき有意義な学術集会としたく存じます。高知でお待ちしております。